足のむくみ放置すると最悪切断の可能性も・・・|脊柱管狭窄症の落とし穴

「もう、ふくらはぎがパンパン
お尻から足にかけてしびれているだけでも辛い脊柱管狭窄症。
そこにふくらはぎのむくみまで追加されたら「泣きっ面に蜂」状態になっちゃいますよね。

先日当院にも脊柱管狭窄症で痺れがお尻から足にかけてある患者様がこられました。
その方もしびれている足のふくらはぎにむくみが・・・

その方のむくみの原因を探り治療した結果むくみが少なくなり、なんとしびれも減ってきました。
今回はその方のむくみの原因と治療・お家でできる解決法についてお伝えしようと思いますので、気になる方は見ていってください。

脊柱管狭窄症で足がむくむ

先日来られた患者様は朝起きたときはいいけれど、立って作業をしているとしびれとむくみが酷くなってくるとのことでした。
そこで足の裏を見てみると・・・
親指以外の足の指がギューっとまがっている!

そこで足の指を伸ばしていくように治療を行っただけで
「あ、だんだんしびれとパンパンだった感じが少なくなってきました」
とうれしい反応。

ここまで読んでみてどうですか?
凄く簡単な治療だからお家でできそうな感じがしますよね。

ではここからは「なんでむくみが出ていたのか」・「お家でできる簡単ストレッチ」について書いていきます。

なんでむくみが出ていたのか?

脊柱管狭窄症の姿勢の特徴としておおいのが、反り腰
立っているときに腰が反っている姿勢です。
その腰が反った姿勢だと体の重心が体の前方に移動してしまい、体重のほとんどが足のつま先に乗ってしまいます。
するとどうなるのか
体重を支えるために足の指が曲がり、地面をつかむように踏ん張る。
足の指の筋肉が硬くなり、血流も滞ります。
そして、常につま先立ちをしているような状態なのでふくらはぎも常に力が入りカッチカッチの状態に!

なのでこの患者様の場合は足の指を曲げる筋肉を緩め、その筋肉がふくらはぎの方にも行くためふくらはぎの血流もよくなってむくみが軽減されました。

この方にはおうちで簡単にできるストレッチをお伝えしやってもらったところ足のむくみがとれてきたので、ここでもお伝えしますね。

お家でできる簡単ストレッチ

常に足の指を曲げる筋肉が硬くなってしまっているのが問題となっていた場合、足の指が曲がっているのでその指を伸ばしてあげればいいんです。

出来れば足の指を一本一本手で伸ばしていってください。
そして最後に親指以外の4本の指を持って上にあげていきます。
時間と回数は、30秒キープを2~3セット行ってください。

よく質問として言われるのが

20秒でもいいですか?

いいえ、だめです。

30秒ストレッチをするのには理由があるのでしっかり30秒ストレッチを行ってください。
その理由は、筋肉が伸びていったくれる時間が30秒だから。
筋肉はもともと縮もう縮もうとする性質があり、10秒や20秒そこいらでは筋肉はまだ縮もうとしてしまい伸びてくれません。
ストレッチをかけてから30秒するとようやく筋肉が縮むことをあきらめ、伸びてくれます。

なのでストレッチはしっかりと30秒行うようにしてください。

まとめ

脊柱管狭窄症でむくみにも悩まれているならぜひ足の指が曲がっていないかをチェックしてみてください。
もし曲がっているなら、上の方でお伝えしたストレッチを行いかいぜんするか試して見すことをお勧めします。

今回は足の指が原因でむくんでいる場合の改善法なのでこれですべてのむくみや痺れがとれるわけではありませんので、この方法で改善されなかった場合はほかの原因があります。

この記事を読んだ方はこちらも読まれています。
あなたへのおすすめ:脊柱管狭窄症「治らない」と言われたつま先のしびれ!治った人の実例

ご相談はもしくはこちらへ

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください