「ヘルニアに腹筋運動(筋トレ)はよくない」はウソ?ホント?

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医師A「あ〜MRI見てみるとここ飛び出してますね」

患者A「ヘルニアですか?」

医師A「間違い無いでしょうね。とりあえず痛み止めのお薬出しておきますね」

患者A「はい」

医師A「あとは腹筋しておいてくださいね!それでも治らなかったら手術しかありません」

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当院はヘルニア専門の整体院ですのでこのようなやり取りを整形外科でしたと言われる方が多くいらっしゃいます。

しかし、このようなやり取りをおこなって「腹筋(筋トレ)」をやっている方に限って症状が思わしく無い方が非常に多いように感じます。

 

まぁ腹筋して悪化するのは、はっきり言って

あ・た・り・ま・え

当たり前です。

では、なぜ腹筋(筋トレ)を行うと悪化してしまうのかについて解説して行きますね。

腹筋は死んでもするな

まずですが、腹筋だけは死んでもしないでください。

なぜ腹筋をしてはいけないのか。それは、ヘルニアが起きる原因に大きく関係します。

この動画はヘルニアを模型で再現したものになります。

これを見ていただけるとわかるように、ヘルニアは腰を前に曲げるように動かすことで腰の後ろの方に大きな負担がかかることで、ヘルニアが飛び出してしまうんです。

なので、ヘルニアになりやすいシチュエーションとしては

・朝の起き上がりの時

・重たい荷物を持ち上げようとした時

・床に落ちたものを拾おうとした時

など、体を前かがみにしながら何かをする瞬間に発症することが多いです。

つまり、腹筋は大きく体を曲げるようにして運動を行うのでヘルニアを引き起こす動きと全く一緒なんですね。

ヘルニアになった方が腹筋をしてはいけない理由はお分りいただけましたか?

ではここから、ヘルニアになった時の正しい対処法と予防法についてお話ししていきますね。

ヘルニアの正しい対処法

まずは、あなたが本当にヘルニアが原因で痛みや痺れが出ているのかをはっきりさせないといけません。

今から2つの質問をしますので YES or NO で答えて見てくださいね。

Q1:24時間症状の強さや場所が変わらず楽になる姿勢が無い

Q2:座った姿勢で足を伸ばすと症状がひどくなる

 

2つともYESの場合は、まずヘルニアの可能性が高いです。医師に相談し適切な処置をしてもらってください。

1つでもNOがあった場合はヘルニアでは無い可能性があります。

2つともNOの場合は、まずヘルニアでは無いでしょう。
当院へご相談いただけたら本当の原因を突き止め、あなたをその辛い症状から卒業させることができます。

ヘルニアを予防するには?

ヘルニアを予防するために1番重要なのは

筋トレではなく「背骨の柔軟性」です!

実は背骨には驚きの働きがあります。

それは、、、、

体重の90%を支えている

ことなんです。

背骨は上の図のようにS字に湾曲しています。

このS字が重要なポイントで、このS字カーブがバネのように衝撃を吸収してくれます。

つまり、背骨の柔軟性を保つことで前かがみのような姿勢になっても腰だけに負担がかかることなく全身に負担を逃がせることでヘルニアを防ぐことに繋がるんです。

逆に、背骨の柔軟性がなくなってしまうと衝撃を吸収できなくなってしまい、ぎっくり腰やヘルニアを引き起こしてしまうんです。

背骨の柔軟性を出すには以下のような運動が効果的ですので実践して見てください。

ステップ1:四つ這いになる

 

ステップ2:息を吐きながら背中を丸める

 

ステップ3:息を吸いながら背骨をそらす

 

動画での解説はこちらから

 

 

まとめ

ヘルニアには腹筋はNG。
まずはこれだけ覚えてください。

そして、あなたの身体に合った方法で治療・運動を選択できるように正しい知識を身につけていただきたいと思います。

 

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