「足が痺れるだけでなく、仰向けで寝たり長時間座っていても腰が痛くなる」そんな方が脊柱管狭窄症でいらっしゃいます。
仰向けがとれないと、寝てるとき常に横向きでないといけません。
そうすると寝返りも打ちにくくなり、寝返るたびに腰が痛くて目がさめるといった症状を訴える方もいらっしゃいます。
そして座りっぱなしが辛い方は、お仕事や移動時の車の運転で座りっぱなしの時は地獄のように感じると思います。
でも、その痛みがクッションを使うことで和らぐとしたらどうでしょうか?
なので今回は2つのクッションの活用法についてお伝えします。
2つのクッション活用法
①寝る時にクッションを膝裏、お尻の下に入れる
②座っている時にクッションをお尻背中に入れる
普段から長時間痛みが出る姿勢をとり続けていると、その姿勢が当たり前になってしまいます。
なのでいくら自分の意思で姿勢を変えようとしても、長続きせずにいつのまにかいつもの姿勢に戻ってしまっています。
そこで、クッションを使うことにより、その痛みが出ている姿勢を強制的に変えて痛みを出さないようにしようと言うのが今回の「2つのクッション活用法」です。
①寝る時にクッションを膝裏、お尻の下に入れる
まず寝ているときに腰が痛くなったり痺れが出てしまう方は、腰がそっていたり腰の筋肉が異常に力が入っていたりします。
そのためクッションを使い背中が反らないように下半身の位置を整えます。
今回は仰向けで寝ていると腰が痛い場合についてお伝えします。
仰向けに寝ていると腰が痛い人は布団やマットレスと腰の間に隙間が空いてると思います。
その隙間が背中がそっている証拠です。。
骨盤や下半身が今の位置にあると背中がそってしまい腰の筋肉が常に力が入った状態になってしまいますので、クッションを使い骨盤や下半身の位置を変えて腰が反らないところにもっていくようにします。
クッションを入れるポイントは2つ。
両方の膝の下と尾てい骨です。
まず、膝を立てそこに大きめのクッションを入れます。
そうすることにより骨盤が丸まりやすくなり腰の骨が反りにくくなります。
それでもどうしてもそってしまう方はもう一つお尻の尾てい骨のところにクッションを入れます。
この時のクッションは薄めで構いません。
このクッションを入れることでさらに骨盤を丸めることができ腰がするの抑制します。
まず寝るときにクッションを入れてこの姿勢をとってもらうことにより寝返りが打ちやすくなり腰の負担も減ります。
②座っている時にクッションをお尻背中に入れる
座っているときにしびれが強くなったり腰が痛む場合も、腰が反ってきている可能性があります。
更に腰骨が安定しないために腰の筋肉やお尻の筋肉が常にガチガチになり背骨を支えている可能性もあります。
そのためクッションを使って、腰を安定させるのと腰が剃りすぎないように上半身下半身骨盤の位置を整えていきます。
まず車の運転席のように少し座面の後ろが下がっている状態ですと腰に負担がきやすい体制になりますのでそこにクッションを入れていきます。
ここのポイントはクッションをお尻の後ろの方にしか当たらないように入れることです。
座ったときに太ももの付け根でお尻の所に左右で2つボコボコと骨が当たると思います。
その2つの骨に体重が乗ると筋肉を使わず背骨だけで姿勢をとることができるのでその姿勢を保つことが1番良い姿勢だといえます。
その姿勢にするためにお尻の後ろしか当たらないようにクッションを入れる訳です。
そしてそのままだと背もたれにもたれかかり重心が後ろに行ってしまうので背中の背もたれとの間にクッションを入れます。
そうすることにより骨盤をより良い位置に持ってくることができ、背中にクッションを入れることにより背骨の安定性を出すことができます。
まとめ
以上の2つのクッションの活用法をお伝えしました。
しかし、寝ているときは布団やマットレスの柔らかさ、枕の高さそして。座ってるときはその椅子の種類や形状によってもクッションの入れ方や大きさは変わってきます。
なので1番大事な事は最も自分の環境状態に合ったクッションの入れ方をご自分で探すことです。
そうやって探していくことで自分だけのクッションの活用法を見つけ出してください。
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