腰の椎間板エルニアがMRIなどの検査で見つかり、足の甲から親指がしびれている場合の原因は椎間板ヘルニアで神経を圧迫しているからだと言われます。
しかし、そのヘルニアが2年も3年も前からの場合は
間違いなく原因はヘルニアが原因ではありません。
なぜ、言い切れるかというと
ヘルニアは1年以上は続かないから!
ではなにが原因なのか?
足の甲から親指が痺れる原因となりやすいのが、脛の筋肉です!
脛の筋肉が固くなることで足の甲にかけて伸びている神経を圧迫してしびれが出ます!
今回は
・ヘルニアでのしびれが1年以上続かない理由
・足の甲から親指が痺れる原因
についてお伝えします。
ヘルニアでのしびれが1年以上続かない理由
そもそも椎間板ヘルニアってどんな状態のイメージがありますか?
1つ1つの背骨と背骨の間に椎間板というクッションのような軟骨があり、それが飛び出して神経に当たっているイメージではないでしょうか。
大正解!
椎間板ヘルニアのイメージはその通りです。
しかし、その飛び出した椎間板というクッションは1年以内に、飛び出している部分だけがなくなって神経に当たらなくなるんです。
例えるなら、風邪の菌が体の中に入ってきた時
まず体には自分の身体の中に風邪の菌が入ってくると、その菌が悪さをしないように攻撃する機能を持っています。
それは自分の身体の中にないものが体の中に入ってきたことを認識することができ、そのはいってきた菌に対して攻撃し殺すことができるので風邪の菌が体内に入ってきたからといって必ず風邪をひかなくても済むのです。
椎間板ヘルニアにも同じようなことが起きます。
背骨と背骨が椎間板を押し出すような形で神経を圧迫する飛び出た椎間板。
身体にとって飛び出した椎間板のとび出ている部分は、もはや体の一部という認識ではなく体内にある遺物です。
なので身体はその遺物である椎間板の飛び出した部分を、削り壊して取り除いてくれるので神経を圧迫しなくなります。
その取り除くのにかかる時間が約1年なので
1年以上もヘルニアが原因で足の甲から親指にかけてしびれることはない
ということになります。
足の甲から親指が痺れる原因
ヘルニアが原因ではないなら、なんでしびれるのか?
それは
脛(すね)の筋肉が固くなることが原因
になることが多いです。
足の甲から親指にかけての神経は脛の筋肉を通ってくるので、その筋肉が硬くなっていると神経を硬くなった筋肉で圧迫してしびれが出てしまいます。
なのでマスやってほしいのが、すねの筋肉をマッサージして緩めてあげること。
すると筋肉がほぐれ神経の圧迫がなくなるのでしびれがなくなります。
これでしびれがなくなるのであればすねの筋肉の硬さが問題なので、普段の動きや姿勢からすねの筋肉を使い過ぎている理由を明確にしていく必要があります。
まとめ
1年以上続く足の甲から親指へのしびれはヘルニアではない可能性か高いです。
なの1年以上の足の甲から親指へのしびれは足脛の筋肉が硬くなっているのが原因となりやすいので、まずは脛の筋肉のマッサージを行ってしびれが変化するかを見てみてください。
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