首が痛くて上がむけなかった20代女性

 

「首が痛くて上下を向くことが出来ない」

「身体が常にバキバキ」

 

そんなお悩みをかかえて来られたYさんは20代女性です。

首を上に向けると痛く、コップの水を飲むことさえ難しい状態でした。

揉んでもらった後痛くなった経験があり、整体や整骨院などには怖くていけないため痛み止めでなんとかやり過ごしていました。

今回はこの方の原因と解決法について書いていきます。

上を向くと首が痛い、痛み止めでは効き目がないという方に参考にして頂ければ幸いです。

Yさんの特徴

・デスクワークで常に下を向いている

・背中の筋肉に触れられるのを嫌がる

・首が上下すると痛い

・身体がものすごく硬い

どんな悩みがあったのか?

もともと肩こりと首こりが酷かったYさん。

常に首から肩にかけて動かしにくさを感じていたそうです。

サプリを飲もうと首を上に向けたその時

ズキッ!

首に痛みが走りました。

それからは水を飲もうと軽く上を向くのも痛く、痛みを我慢して飲んでいる状態だったそうです。

下を向いた時にも痛みを感じ、お仕事のデスクワークが苦痛だとお話しされていたのが印象的に残っています。

この整体なら痛くならないから」とご友人の紹介で来ていただきました。

原因は?

Yさんの痛みの原因は首の一部分だけが動きすぎる事にありました。

背骨や首の骨全体の柔軟性の低下によって背骨や首の関節が動きにくくなります。

すると正常であれば一つ一つの関節が少しずつ担うはずの負担が首の一部分にかかってしまうのです。

特に猫背の方などは首が前に出て、あごが上がってしまいます。

すると背骨が動きにくく首に負担がかかってしまうんです。

どんな治療をしたのか?

首の一部分への負担を軽減させるために、3つのことをメインに行いました。

①背骨と首の骨の柔軟性の向上

②首の動かし方の再学習

③すわったときの正しい重心の位置の学習

①背骨と首の骨の柔軟性の向上

首の治療のために、「なぜ、首にに負担がかかる状態になったのか?」を考える必要があります。

Aさんの場合、首の骨と背骨が硬くなっていたため、首を動かすときに良く動く一部分だけを使っていました。

首の負担を減らすためには、首の骨全体と背骨の柔軟性を出す事が必要です。

当院では、首の骨と背骨の調整「脊柱コンディショニング」により背骨の柔軟性を出す施術をしております。

「脊柱コンディショニング」は骨と骨の間「関節」を一つ一つ動かして、背骨や首の柔軟性を出していく治療です。

これを行うことで首の一部分にだけかかっていた負担が分散されるので、痛みがなくなっていきました。

②首の動かし方の再学習

Yさんは首の一部分に負担がかかる動かし方を覚えてしまっており、正しい動かし方を忘れてしまっていました。

その為いくら背骨や首の骨の柔軟性を出してもすぐに元にも出ってしまいます。

正しい首の動かし方を誘導しながら、Yさん自身にも動かし方を覚えてもらう必要があるのです。

③すわったときの正しい重心の位置の学習

座ったときに重心が正しい位置にないと姿勢が保てず、猫背になってしまいます。

座って作業することが多いYさんには、正しい重心の位置を覚えていただく必要がありました。

座るときに意識してもらうのはたったの1つ。

お尻の左右にある坐骨に体重をかける事だけです。

たったのこれだけで姿勢が崩れにくくなるのでおススメです。

結果!

1回の治療後に首が上を向けるようになりました。

治療期間

まだ治療2回目ですが水を飲む時も痛くなく、デスクワークも楽に出来るようになってきています。

「二度と痛くなりたくない」とのご要望でしたので、1週間にに1回程度メンテナンスに来店される予定になっています。

デスクワークのように、同じ姿勢を取り続ける仕事の方は定期的なメンテナンスを行うと、痛みを予防できます。

ハレル野芥店より

首の痛みは首だけを治療しても治らないことが多いです。

1人1人にあわせた治療が一番の近道ですので、お悩みの方はご相談ください。

 

 

 

 

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