「腰が痛くて仕事に支障が出ないか不安」
「ふとした時に腰が痛い」
そんなお悩みをかかえて来られたIさんは、40代男性です。
朝起きた時と、ふとした時に腰に痛みがある状態でした。
5か月の間我慢されていましたが、仕事に支障が出ないうちにと思い、当院に相談されました。
今回はこの方の原因と解決法について書いていきます。
腹筋を鍛えているのに腰が痛い、という方に参考にして頂ければ幸いです。
・仕事柄鍛えている ・以前腰痛が出たときに腹筋を鍛えたらいいと聞いた ・痛みの出だした頃にストレスが多かった。 ・背骨が硬い
Contents
どんな悩みがあったのか?
5か月前から腰痛を感じていたIさん。
朝起きたときやふとした時に、腰に痛みが。
幸い仕事に支障が出るほど、酷くはない状態でした。
消防士さんという仕事柄、腰の痛みは命取りになりかねません。

腰痛が酷くなり、仕事が出来なくならないか不安、だとお話しされていたのが印象的に残っています。
「治療・予防両方してくれるから」とご友人の紹介で来ていただきました。
原因は?

Iさんの腰痛の原因は、腰以外の背骨がガチガチな事にありました。
腰以外の背骨が動かない為、常に腰だけが動いてかなりの負担が腰にかかります。
正常であれば体を前に曲げると、背骨一つ一つが動き腰だけに負担がかかる事はありません。
しかしIさんの場合背骨の特に、腰から上がガチガチに固まっていました。
腰から上の背骨が動かないことで、腰痛を引き起こしていました。
どんな治療をしたのか?

腰痛を軽減させるために、2つのことをメインに行いました。
①背骨の柔軟性の向上 ②背骨を支える筋肉のトレーニング
①背骨の柔軟性の向上
腰痛の治療のために、「なぜ、腰が痛くなったのか?」を考える必要があります。
お伝えしたように通常、背骨は一つ一つが少しずつ連動して動いてくれます。
ですがIさんの場合、腰から上がガチガチな状態。
その為、痛みの出ている腰の部分が動きすぎていました。
腰が動きすぎることで腰の筋肉が頑張りすぎ、痛みが出ます。

この腰痛を改善させるためにはしっかりと、背骨全体の柔軟性を出すことが必要です。
当院では、首の骨と背骨の調整「脊柱コンディショニング」により、背骨の柔軟性を出す施術をしております。
「脊柱コンディショニング」は骨と骨の間「関節」を一つ一つ動かして、背骨や首の柔軟性を出していく治療です。
これを行うことで背骨が、柔軟性を取り戻し腰痛がなくなっていきました。
②背骨を支える筋肉のトレーニング

Iさんは背骨全体を固め、腰の一部分だけを動かす動きをされていました。
その為、正しい動かし方をすることが出来ません。
背骨や首の骨の柔軟性を出しても、動かし方自体が変わらないと、すぐに元に戻ってしまいます。
またIさんは今後、体の不安なく仕事をしたいというご要望がありました。
そこで普段鍛えられていない、体幹のインナーマッスルのトレーニングをする必要があります。
インナーマッスルのトレーニング
まず画像のように膝を立てて腰にタオルを入れます。
次にタオルを押しつぶすように、力を入れていきその姿勢で深呼吸!
たったこれだけです。
これが普段、インナーマッスルを使えていない人からすると、かなりきつい。
このトレーニングを、深呼吸10回を3セットしてもらうようにしています。
結果

Iさんの背骨を整え柔軟性を出し、体幹のトレーニングをしたところ…
「あれ?腰が痛くない!」
と驚いて頂けました。
治療期間
初回の施術で、腰痛が出なくなりました。
「身体の不安を取り除きたい」
とのご要望でしたので、1週間にに1回程度メンテナンスに来店される予定になっています。
お仕で身体を使う方は定期的なメンテナンスを行うと、痛みを予防できます。
ハレル野芥店より
腰痛には原因が多くあります。
病院で治療しても治らない場合、背骨が原因の事が多いです。
1人1人にあわせた治療が一番の近道ですので、お悩みの方はハレルまで。

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