Aさん「足がムズムズしてしびれているような感覚があるんですけどこれってなんでしょうか?」
真野「病院などには行かれましたか?」
Aさん「はい。整形外科でレントゲンとMRIを撮ったんですが異常はなくて、、水虫検査も異常なしでした」
真野「ムズムズが軽くなる時ってありませんか?」
Aさん「あります。毎日ウォーキングをしているんですがその後はあまりムズムズしないです」
ここまでの会話からAさんの足のムズムズするしびれの原因は足部の血流障害によるものが原因と考えアプローチをした結果、ムズムズが改善された症例についてお話しします。
〈目次〉
1.足がムズムズしびれる1番の原因とは?
2.原因の見分け方と対処法
3.まとめ
1.足がムズムズしびれる1番の原因とは?
足がムズムズしびれる原因として1番多い原因は“血流障害”です。

足の血流がなんらかの原因で悪くなることで、足部に血液が滞留します。
いわば血液の交通渋滞です。
この時、足部やふくらはぎにむくみなどの症状が出ます。
(靴下のあとがくっきりつくとか)
この、血液が足部に滞留して流れが悪くなっている状況を「ムズムズ」と感じるのです。
2.原因の見分け方と対処法
血流障害といっても原因は1つではありません。
特に足部の血流障害は大きく2つの原因が考えられます!
1つ目は深部低体温性血流障害です。
これは体温とは別に血液そのものの温度のことで、これが低下すると血流障害を引き起こします。
この状態はいわゆる血液ドロドロの状態です。
血液がドロドロだったら血流障害が起きるのもわかりますよね?
この深部低体温性血流障害は生活習慣によって引き起こされることが多いです。
特に今から夏にかけて暑くなった時に
・クーラの温度が低すぎる
・アイスやビールなど冷たいものを取りすぎる
・湯船に浸からない
などの、体の芯を温めるようなことをしなくなる時期に起きやすいです。
ですので対応策としては
・湯船に浸かる
・温かい飲み物や食べ物を摂取する
・有酸素運動をする
ことが効果的です!

2つ目は筋硬化性血流障害です。
これは足部の血流をつかさどるふくらはぎの筋肉がカチコチに固くなってしまうことで、血管を圧迫して血流障害が起きてしまうことを言います。
これは、筋肉の使い過ぎだけでなく使わなすぎでも引き起こされます。
使っていなくても古い輪ゴムは固くなってすぐに切れてしまうような状態です。
足部の血流はふくらはぎの筋肉が伸縮することでポンプの役割を果たし、足に溜まった血流を心臓に送り返す働きがあります!
この筋肉が固くなってポンプガできなくなった状態が筋硬化性血流障害です。
対応策としては沢山歩くこと。そして、歩いたあと必ずふくらはぎをマッサージすることです!

ほとんどの方は運動習慣がありません。なので、ウォーキングを始めることから多なってください。
しかし、運動をしていても安心していてはいけません。
運動した後にふくらはぎをマッサージしなければ、筋肉は使いっぱなしの状態になってしまい固くなってしまいます。
ですので、運動習慣がある方は運動後のストレッチやマッサージもセットで行うようにしてください。
3.まとめ
足がムズムズする原因のほとんどが血流障害です。
この血流障害の原因は大きく分けて2つあります。
この原因の原因をしっかり見極めて自分あった対応策を行いましょう!
自分では解決できないと思う方は、1度ご相談ください。

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