先日、インターネットを見て来店されたお客様。
「背中が痛くて病院に行ったのですが・・・」
この方がおっしゃるには説明がよくわからなかったが神経痛と言われたとのこと。
・そもそも神経痛って何?
・私の痛みはどこの神経から?
・対処法は?
と、3つのことが疑問で解決してくれるところを探していたところ神経痛専門整体院の当院を見つけご来店。
当院で説明を受けたところしっかりと原因がわかり納得して施術を受けられるという声が得られたため、他にも同じような悩みを持たれているがいらっしゃると考えたのでこの三つの疑問について解説していきたいと思います。
〈目次〉
1.そもそも神経痛って何?
2.背中の神経痛はどこの神経から?
3.神経痛の対処法は?
4.まとめ
1.そもそも神経痛って何?
神経には2つあります。1つは運動神経。もう1つは知覚神経(感覚神経とも言う)です。
運動神経はその名の通り筋肉を支配して体を動かす神経で、知覚神経は体や内臓の感覚を支配している神経です。
神経痛とは知覚神経が 刺激されるもしくは過剰に興奮することによって痛みが出る症状のことを言います。
刺激される場合の神経痛は筋肉が硬くなることによって神経を圧迫し痛みが出ることが多く、代表的な疾患で言うと坐骨神経痛があげられます。
過剰に興奮する場合の神経痛は、神経を使いすぎて神経そのものが興奮してしまうことが原因で神経痛が出ます。代表的な疾患で言うとスマホの見過ぎで頭が痛くなったり、食べ過ぎのせいで胃や腸が痛くなることがあげられます。
2.背中の神経痛はどこの神経から?
背中の神経痛の原因になりやすい神経は大きく二つあります。
一つ目は肩甲背神経と呼ばれる首から背中にかけて走行する神経です。この神経の周辺には呼吸に関係する筋肉がたくさんあるため、有酸素運動が終わってすぐなどの息が上がった状態などで筋肉を使いすぎることによって硬くなることがあります。
この呼吸に関係する神経が硬くなることで肩甲背神経を圧迫し神経痛になります。
二つ目は肋間神経と呼ばれる神経です。この神経は主に背中から肋骨周りにかけて走行している神経です。
この神経の周辺にも肋間筋と呼ばれる呼吸に関係する筋肉があり、肋骨周りの関節の動きが悪くなることによって肋間筋が過剰収縮し肋間神経を圧迫することがあります。
3.神経痛の対処法は?
一番の対処法は深呼吸をすることです。
背中の神経痛は呼吸に関する筋肉が硬くなることによって起こることがほとんどです。
ですので、デスクワークなどでずっと同じ姿勢をしていると胸郭が硬くなりその周辺にある呼吸に関係する筋肉が硬くなり神経痛が出やすいです。
特に運動習慣がない方は、1時間に1回のペースで深呼吸をして呼吸が浅くならないように、呼吸に関係する筋肉を使うことによって硬くなることを防ぎましょう。
4.まとめ
今回は背中の神経痛に関してまとめていきました。
背中の神経痛は息をするだけでも痛いという症状が多いため、何をやっても楽にならないことが多いです。
その結果呼吸が浅くなってしまい酸素が全身から足りなくなることで疲労感や気分が落ち込んだりするような症状も出ます。
ひどい方では神経痛のせいでうつ病になったりする場合もありますので、痛みをそのままにせず原因を解決してくれる人に相談することをお勧めします。
コメントを残す