「腰が痛い・足が痺れる・長く歩くと痛みが出る」この症状たちを治したくて病院に行くと脊柱管狭窄症と言われ、「とりあえず薬出しておくので様子を見てください」
それで出された薬、本当に効くのか何のための薬なのか、分かっていないけどとりあえず飲んでませんか?
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脊柱管狭窄症と診断されたら取り合えずで出される薬たち
病院で出される薬って意外と詳しい説明ってされないんですよね。
「これ痛み止めだからとりあえず飲んで様子を見ましょう」
とか
「この薬飲むと吐き気やふらつきが出ることもあるからその時は教えてください」
など、結局この薬って飲んでどんな効果を狙ってるんですかっていうのがまったくわかりませんよね。
この説明だけだと患者さんは「とりあえず痛み止め飲んで痛み止まっても、飲み続けないといけないの?」
なんて不安につながってきます。
今回は脊柱管狭窄症で出された薬が何の目的で出され、どんな役目があって脊柱管狭窄症の症状で悩まれる方の悩みの改善になっているのかについてお話していきます。
処方される薬の目的と役目
脊柱管狭窄症で出される薬は主に3種類です。
①血流改善薬②消炎鎮痛剤③筋弛緩剤
①血流改善薬:
脊柱管狭窄症は神経の通り道である脊柱管と言う背骨の真ん中を通る管が狭くなり、中を通る神経や血管等が圧迫されて血流が悪くなります血流が滞ることにより腰から先に血流が流れず、筋肉に対して栄養の供給やたまっている疲労物質などの代謝などが行えなくなることで腰や足に痛みと痺れを引き起こします。そこで血流循環薬を使用する事によって血流の循環を促し、腰から先に栄養の供給と疲労物質の代謝を行うことにより症状の改善を狙って処方されます。
②消炎鎮痛剤:
とにかく今出ている痛みを止めることで、痛みによって妨害されていた動作や行動を再開することが出来ます。そうすることで痛みに対する不安やストレスを軽減させることが出来ます。
③筋弛緩薬:
①でも書きましたがしびれや痛みは血流が滞ると引き起こされるので、血管を拡張させ、血流をよくする必要があります。血管は筋肉の中も通っているため筋肉が硬くなるとその中を通る血管が圧迫されて血流が滞ります。そのため筋弛緩薬で筋肉をやわらげることが必要となります。
以上が脊柱管狭窄症で出される主な薬の役目です。
全てに共通するのは今出ている症状を抑えて楽にするということも目的に処方されるところです。
そもそも病院に行った目的は?
薬が出された目的が明確になってくると一つの疑問が浮かんできます。
それは
「飲み続けないと飲み続けないいけない?」
という疑問です。
今の痛みや症状をとりあえず収めたいから薬を飲むならいいのですが、結局はその場しのぎで根本的な解決になっていません。
もし病院に「痛みと痺れを止め、今後この症状が出てくるという不安からも解放されたい」
と思って行ったのであれば、完全にあなたの目的と病院の目的がズレていますよね。
結論、薬では今の症状を抑えることしかできずもみ続けなければなりません。もし、それ以降も症状が抑えられることがあればそれは時間が経過したことで症状が出なくなっただけなので、飲んでいなくても同じ結果になるでしょう。
まとめ
薬はその時出ている症状を抑えるために出されているので根本の解決にはなりません。
なので薬を飲む場合は一時しのぎという目的で飲み、それと並行して根本から治していく治療を行っていくといいと思います。
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