ほとんどの人が「腰が痛い」を経験したことがあるんだと思います。
特に今腰が痛いと悩まれる方がとても多く、年齢に関係なく当院にも相談に来られます。
一昔前は腰が痛いと言うのは年齢を重ねられたおじいちゃんやおばあちゃんが、腰を曲げて「腰が痛くてねぇ」と言ってるイメージがありました。
それだけ昔は歳をとると腰が痛くなると言う年齢が関係していると思われていた方が多いのではないでしょうか?
しかし現在は若くても歳は関係なく腰が痛いと訴えられることが多くいらっしゃいます。
そしてそれに関係するのしかし現在は若くても歳は関係なく腰が痛いと訴えられることが多くいらっしゃいます。
そしてそれに関係するのが、日本が持っている世界ナンバーワンの〇〇。
何が日本が世界で一番なのかというと、「1日の座ってる時間」です。
ではなぜ座ってる時間が1番多い日本は腰が痛いと感じる人が多いのでしょうか。
腰が痛い人と座っている時間の関係
いきなりですがここで問題です。
腰に1番負担のかかる体制は次のうちどれ?
①立っている姿勢
②寝ている姿勢
③座っている姿勢
④歩いている姿勢
あなたはどれだと思いますか?
正解は、③番の座ってる姿勢です。
座っている姿勢は他の姿勢よりも腰に負担かかります。
本来なら体にかかる重力に打ち勝ち、姿勢を保つためには身体の至る所でその負担を分散させる必要があります。
しかし、座っている姿勢だと、 股関節が曲がり骨盤と背骨も丸まってきます。
その姿勢だと背骨を支える筋肉である腹筋と背筋のうち、腹筋が緩みやすくなり背筋だけになり、背骨と背筋に負担が来ます。
なので座っている姿勢が1番腰に負担が来るのです。
そしてその1番腰に負担が来る椅子に座った姿勢が長くなると当然腰が痛くなってきます。
座る時間が長い理由
腰に負担が来やすい座ってる時間が世界で最も多い日本。
その理由としては働き方や日常の生活の中での行動が「座る」事を前提として教育されてきた事にあると思います。
日本には大昔から正座と言う文化があり、小さい頃から食事の時は製剤食べることが当たり前とされてきました。
現在では椅子の家庭も多くなり正座自体は少なくなりましたが、途中で歩いたり立ってご飯を食べた小さい頃から食事の時は製剤食べることが当たり前とされてきました。
現在では椅子の家庭も多くなり正座自体は少なくなりましたが、途中で歩いたり立ってご飯を食べたいりなどは「狭義が悪い」とされ注意されます。
また小学校や中学校でも椅子に座って授業を受けることが前提とされ何か作業するときは座って行うということが日本人の頭に刷り込まれているのかもしれません。
なので海外のようにパソコンなどの作業を立ってしたり、自由に自分のやることさえ終われば後の時間は何をしても構わないと言うような仕事のやり方は日本にいてはなかなかできないでしょう。
なので日本人は会社に行き仕事をする時も座り、家に帰っても椅子に座りご飯を食べるなどと言う習慣のため座る時間が長くなっていると考えられます。
対応策
日本人が座っている時間が長く、それが腰が痛い人が多いことに関係している事は変えようがありません。
そして座っている時間を短くすると言うことも今の生活リズム環境では難しいと思います。
ではどうしたらいいのか。
まずは長時間座ることを極力避けていきましょう。
そんなの無理と思われるでしょうが、意外と無意識にやっています。
やってる作業がひと段落した時や、電話かかってきて対応した時、などは無意識的に今までとっていた姿勢を崩し、違う姿勢を取っています。
なんで意識してもらう事は仕事中に動き回ることではなく、ずっと同じ姿勢で座っていることを避けると言うことです。
理想は30分に1回は背筋を伸ばしたり屈伸をしたりする事です。
そうする事により体にかかる負担が分散するので、腰だけに負担が集中することがなくなります。
1番大切なのは、座ってする仕事だから仕方がないと諦めずに、与えられた環境の中でどれだけ腰に負担をかけないようにするかを工夫することです。
まとめ
腰痛大国日本は世界ナンバーワンの座っている時間が長い国です。
そのため座っている時間を短くすることが無理なのであれば、座り方働き方に工夫して行くしかありません。
今回は座り方自体には触れていませんので、次回座り方についてお伝えします。
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