こんにちは!未病リハビリセンターハレル野芥店院長の真野です。
本日も私のブログをご覧いただきありがとございます。
本日はさまざまな種類がある中で、腰痛改善のためにはどのようなクッションがいいのか、今回は座位クッションについてまとめていきます。
〈目次〉
1.座位姿勢での痛みの原因
2.クッションの選び方
3.まとめ
1、座位姿勢での痛みの原因
まず、座位姿勢のアライメントですが座位は非常に不安定であるということをご理解ください。
座るということは、骨盤が椅子面と接触するわけですが、骨盤の形を横から見ると三角形の形になっています。座るとそのうちの一角が椅子面に突き刺さるようになるため、実に不安定な状態です。
下の図でいうと坐骨結節のところしか座面にはついていません
つまり骨だけに着目すると座位というのはとても不安定な姿勢になるのです!
なので普通にしているともちろん姿勢は崩れ円背になりやすいということです。
すると、骨連鎖によって腰椎は後弯しストレスを腰だけで受け続けることになり腰痛を伴うことになります。
(×のような姿勢)
それだけ、座位姿勢を保つことは難しく意識しなければ、良姿勢は維持できません。
では、意識すればいい話かと思いきや、人間意識下でのコントロールは大して持続しないものです。せいぜい数分でしょう。
では、どうすればよいか。上手にクッションを使うことです。良姿勢で保てるように環境を自ら作ってしまおうという話です。椅子面に対し突き刺さった骨盤を、ホールドしキープすることがクッションの役目です。
2、クッションの選び方
まず、「誰が?」「どこで?」「何のために?」 使うものかという3つの視点でフィッティングを見ていきます。
まず、「誰が」
そのクッションを使用するのが、大人なのか子供なのか、椅子のサイズによって異なります。
次に、「どこで」
そのクッションを居間で使うのか、屋外のテラスで使うのか、それとも学校の教室とか、使用する場所は、用具の適合を決める重要な要素です。
最後に、「何のために」
そのクッションを、テレビやDVD観賞に使うのか、勉強する椅子に使うのか、目的によって使いやすい椅子とクッションいうものが随分違ってきます。
そうして「誰が」「どこで」「何のために」を決めたら、いよいよ選んでいきましょう。
ポイントは座り心地と安定性です。
なんといっても座り心地です。人によって骨盤の形大きさは異なるので、素材やフィット感は試してみないとわかりません。接地面積と吸着力が座り心地と感じるので、とくにお尻が尖っていていつも痛くなる方はフィット感が大事です。
私は、腰椎をナチュラルに押してくれるような弯曲にこだわっています。
先ほどの図で示したようにクッションを入れたら〇の姿勢になればOK!!
そして、安定性です。1で述べたように不安定な骨盤をサイドとバックからしっかりとサポートし、座り続けても骨盤が崩れないことがポイントですね。
3、まとめ
1、座位は不安定なもの。意識が大事。
2、クッションをうまく活用し、意識をサポート。
追伸
未病リハビリセンターハレルでは 毎月多くの患者様に通院していただいております。
その一方で福岡市ではまだまだ腰痛の患者様が多くいて、必要のない手術をすすめられている、手術をしたが全く改善しない、デスクワークが出来ない、立ち仕事がつらい、朝起きるのが苦手だといった症状で、整形外科や接骨院、整体に通っておられます。
それにも関わらず、ほとんど症状が改善していない患者様が多くいらっしゃるのも事実です。
「このままで良いわけがない」
もしも、あなたが
「この痛みをなんとかしたい。でも治らなかったらどうしよう…」
「このまま痛みやしびれでちゃんと歩けなかったらどうしよう…」
といった不安な気持ちを持っておられるのであれば…
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