こんにちは!未病リハビリセンターハレル野芥店院長のまのです。
本日もブログをご覧いただきありがとございます。
さて、本日は「腰痛」をテーマに様々な視点から徹底解剖していきます。日本国民の90%が経験するといわれ国民病の認知も近年深まってきました腰痛ですが、一重に腰痛といっても人によって原因はさまざまです。
本日は、よく病院でも耳にするメジャーな診断名と症状を交えてご紹介いたします。
〈目次〉
1、じつは日本人と腰痛の相性バツグン!?
2、こんなに多い腰痛疾患~メジャー疾患紹介~
3、医者が難渋した末に下した診断名
1、じつは日本人と腰痛の相性バツグン!?
さて、それでは早速お話していきますがじつは私自身も学生時代から腰痛を患っている一人です。最近では、若年者の腰痛持ちも結構多く、これは「どげんかせんといかん!!」。
まったくもって宮崎生まれでも育ちでもない私ですが、じつに深刻な問題に心から叫びたくなる思いです。
前置きはここまでにして、皆さんはこの事実をご存知でしょうか?
それは、
私たち日本人は、腰痛との相性がじつに良いということ!!
諸説ありますが、日本人は腰回りの筋肉が白人や黒人よりも細く弱いため、外国人よりも腰痛になりやすい傾向があります。なかでも、筋力が弱い女性のほうが腰痛になりやすいと言えます。
下記にデータを交えて腰痛について述べているが、じつに多くの人が悩んでいることがわかります。
‣ここ数年、腰痛に悩む日本人の数は1000万~3000万人で推移しており、おおむね4~10人に1人は「腰痛持ち」ということになる。
‣平成19.22.25年に行われた国民生活基礎調査の一つ「自覚症状のある病気やケガ」では、3度にわたって腰痛自覚ありが男性1位、女性は肩こりに次いで2位という結果だった。
‣過去に腰痛を経験したことのある人のうち約半数が現在も腰痛を抱えており、また肩こりのある人の7割、ストレスのある人の4割に腰痛があるとされる。
‣腰痛のほとんどは2~3週間でよくなるが“再発率“が高く、一年以内では30%、10年以内なら80%にもなる。そして約5%が慢性化するといわれる。
2、こんなに多い腰痛疾患~メジャー疾患紹介~
それでは、よくTVや病院で耳にする腰部疾患を紹介していきましょう。ただし、ここで述べるものはCT、MRI上で明らかな機能解剖学的問題を認めた診断によるものをご紹介します。また、今回は症状のみのご紹介とし疾患の解説は次回以降のブログを参考にしてください。
①腰部脊柱管狭窄症
これは進行性の難治性疾患であり、発症していると進行的に悪化していくため、現在では症状が軽い段階から予防的な手術を選択するケースも増えてきました。
●症状・・・腰部から下肢にかけての筋肉のこわり感、痛み、痺れ、運動麻痺(罹患している髄節レベルの支配域)。そして、最大の特徴として間欠性跛行を認めます。この病気は、最初は筋肉のこわり感から徐々に腰部~下肢の神経痛や痺れ、そして運動神経麻痺の出現といった段階で進行的に悪化していきます。つまり、突発的に症状が出現するのではなく、徐々に姿、形を表してくるタイプなので、数ヶ月前、数年前からずっと続いているような自覚症状あれば、一度最寄りの病院で診察することをお勧めします。
*間欠性跛行とは、歩き続けていると次第に腰から下肢にかけての痛みや痺れが出現・増悪し長距離を歩けられない。しかし、少し休憩をするとまた緩和するといった症状です。
②腰椎すべり症
この腰椎すべり症が起因となって腰部脊柱管狭窄症をきたす方も多く見受けます。なので、腰部脊柱管狭窄症と似通った症状をきたします。
●症状・・・最も多いものは腰痛です。同じ仕事を続けたり、長時間の重労働のあとに腰部に鈍痛を生じます。また、体を後ろに反らせると痛みが増悪します。
③腰椎椎間板ヘルニア
この病気は、腰部負担のかかる発症起点があるか、もしくは継続的なストレスによって突発的に発症します。発症した場合、第一は安静(ごろごろ)にすることです。ご自身で安静姿勢をみつけて、症状が軽快するまであまり動かないことをお勧めします。この病気の8割の方は、一時的な発症でとまり緩和、軽快していくことが多いことが特徴です。しかし、程度によっては手術の選択も必要です。
●症状・・・最も多いものは腰痛です。併せて、臀部から下肢にかけての痺れの出現も認めます。増悪時は、かなり長く持続的に出現している印象です。また、症状はヘルニアの飛び出し方によりますが、ヘルニアはなかなか両側性に飛び出すことも稀なので、多くは一側性の症状の方が多いです。
④腰椎椎体圧迫骨折
この病気の多くは、高齢者の転倒によるものです。または、交通外傷での受傷のケースも少なくはありません。ほとんどが、明確な受傷起点がありますが、先日私の友人が腰椎椎体の疲労骨折の一歩手前との診断を受けていたそうですが、稀ですね。骨折の程度によって、保存的加療か手術を選択されます。いずれにしても、コルセットは必須ですね。
●症状・・・骨折部の疼痛がかなり強いです。そして、骨折部周囲の筋肉が固まってしまうので重だるさや鈍痛が続きます。受傷直後は、骨折部が不安定なため、動作時は必ずコルセットを着用し圧壊の悪化を防ぐようにしましょう。また、負担を減らす動作方法もあるので正しい方法での動作を心掛けてもらうと痛みが少ないです。
3、医者が難渋した末に下した診断名
上記では、CT、MRI上で明らかない問題を認めた疾患をご紹介しました。しかし、私も臨床現場をみながら、慢性の腰痛患者がとにかく多いことをいつも感じています。そしてその多くが、腰自体に原因はありません。そうです、腰痛は痛みの最終駅なだけであって、これまでに各駅を経由して結果的に腰に出現したというだけの方が多いです。つまり、あなたの慢性腰痛のその症状は氷山の一角にしか過ぎず、その原因となる問題を改善しないことには根本解決に至りません。
しかし、この場合残念ながら医者は判断ができないのです。診断名をつけることには、かなりの責任が伴うため、医者は血液データおよび画像上のデータをもとに総合的判断でしか診断を下せないことになっています。
しかし、それでもそのような患者様は病院に助けを求めて通います。では、明らかな異常所見を認めなかった腰痛を訴える患者様を前にした医者のその診断名は、、、?
それが、急性腰痛症やそれに付随した座骨神経痛といった診断名です。つまり、医者も悩みに悩んだあげくにくだした、要は何でも屋の診断名ということです。
「じゃあ、私の腰痛は治らないの?」
もしかしたら、この診断を受けたことのあるあなたはそう思ったかも知れません。ご安心ください、しっかりとその道にはその道のプロがいます。医者は診断名を下すプロ、そして手術をするプロであります。医者の選択肢は薬を処方するか、手術をするかの二択です。つまり、0か10かです。
そこをカバーするのが、私たち理学療法士の仕事です!!!
私たちは、間の1~9までの原因を探しだし手術を望まないあなたの悩みを解決するプロ集団なんです!体の症状には、必ず原因があります。栄養面やストレス、その他生活習慣や誤った運動方法などによって徐々に体の歯車は音を立ててきしみ始めているのです。
手術はしたくないけど、この腰痛をとにかく何とかしたいという贅沢な希望を持っているあなた。その贅沢な希望を一緒に叶えてみませんか?私たちは、そのような皆様のための国家資格をもったプロ集団です!!
追伸
未病リハビリセンターハレルでは 毎月多くの患者様に通院していただいております。
その一方で福岡市ではまだまだ腰痛の患者様が多くいて、必要のない手術をすすめられている、手術をしたが全く改善しない、デスクワークが出来ない、立ち仕事がつらい、朝起きるのが苦手だといった症状で、整形外科や接骨院、整体に通っておられます。
それにも関わらず、ほとんど症状が改善していない患者様が多くいらっしゃるのも事実です。
「このままで良いわけがない」
もしも、あなたが
「この痛みをなんとかしたい。でも治らなかったらどうしよう…」
「このまま痛みやしびれでちゃんと歩けなかったらどうしよう…」
といった不安な気持ちを持っておられるのであれば…
そんな時こそ、未病リハビリセンターハレル野芥店にお越しください。
あなたが一歩踏み出した勇気、私が受け止めます。
私の技術はそんなあなたのためにあるのです。
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