「いつ痛くなるか不安」
「その場しのぎではダメだと思った」
そんな腰の痛みのお悩みをかかえて来られたRさんは50代女性です。
今年の3月にぎっくり腰をしてから、腰に痛みがある状態でした。
週に1回整骨院には通われていましたが、なかなか痛みが引かないため来院していただきました。
今回はこの方の原因と解決法について書いていきます。
ぎっくり腰を繰り返したくない、という方に参考にして頂ければ幸いです。
・ぎっくり腰を何回もしている ・整骨院では治らなかった ・病院でも異常なし ・身体がものすごく硬い
Contents
どんな悩みがあったのか?
ぎっくり腰を繰り返し、腰の痛みがあるRさん。
朝起きて顔を洗おうと腰を曲げると
「あっ」
腰に痛みが走ります。
ぎっくり腰を何度もされていて、その影響なのか特に朝痛みが出るとのこと。
初めのぎっくり腰以来、整骨院に通われていますが繰り返すぎっくり腰に
「このままで治るのだろうか」
と不安になっていたそうです。
根本的に治療したいと思われ、当院に来院していただきました。
いつぎっくり腰になるか不安、とお話しされていたのが印象的に残っています。
「根本原因が分かるから」とご家族の紹介で来ていただきました。
原因は?
Rさんの腰痛の原因は、腰以外の背骨がガチガチな事にありました。
腰を曲げていく時に、腰だけが動き他の背骨は動きません。
正常な場合は、ひとつひとつの背骨が少しづつ動いて腰が曲がっていきます。
しかしRさんの場合は、背骨の腰だけが動いている状態でした。
その為普段の動きで常に、腰に負担がかかってしまいます。
この状態で長年生活してきたので、腰の筋肉が疲弊しぎっくり腰を繰り返していました。
どんな治療をしたのか?
腰痛を軽減させるために、3つのことをメインに行いました。
①背骨の柔軟性の向上 ②腰の筋肉の柔軟性向上 ③腹筋の再学習
①背骨の柔軟性の向上
腰痛治療のために、「なぜ、腰が動きすぎるのか?」を考える必要があります。
背骨は頸椎・胸椎・腰椎と3つに分けられます。
腰の骨、腰椎は他の2つに比べて前後に曲がる範囲が大きいんです。
他の2つも前後の動きは出せますが、腰椎に比べたら少ない。
通常は腰を曲げるときに、3つ共に連動して動いてくれるので腰に負担はかかりません。
しかし、腰椎以外の2つが動かなくなると腰に負担がかかります。
その為しっかりと、背骨の柔軟性を保つことが腰にとって、とても大切な事なんです。
腰痛・ぎっくり腰を繰り返さないためには、背骨の柔軟性を出す事が必要です。
当院では、首の骨と背骨の調整「脊柱コンディショニング」により背骨の柔軟性を出す施術をしております。
「脊柱コンディショニング」は骨と骨の間「関節」を一つ一つ動かして、背骨や首の柔軟性を出していく治療です。
②腰の筋肉の柔軟性向上
Rさんはぎっくり腰を繰り返し、腰の筋肉がガチガチな状態にありました。
その腰の筋肉は背骨のお腹側につく「大腰筋」という筋肉です。
大腰筋がガチガチになると、背骨の裏の筋肉と引っ張り合いっこして腰に負担が。
この負担をなくすためには、大腰筋をほぐし引っ張り合いをしないようにする必要があります。
腹筋の再学習
Rさんの場合、腹筋をうまく使うことか出来ていませんでした。
腹筋といってもバキバキに割れている腹筋ではありません。
お腹の一番奥にある腹筋、いわゆるインナーマッスルという筋肉です。
この筋肉は背骨を支えてくれる働きをする筋肉。
なのでこの筋肉を使えるようにすることがRさんには必要でした。
結果
Rさんの背骨を整え柔軟性を出し、腹筋のインナーマッスルの動かし方を練習したところ…
「え〜痛くない!」
と驚いて頂けました。
治療期間
まだ治療1回ですが、腰の違和感も出にくくなりました。
まだ姿勢事態は施術していく必要はありますが、痛みについては普段気にならない位に。
「ぎっくり腰をなくしたい」
とのご要望でしたので、1週間にに1回程度メンテナンスに来店される予定になっています。
ぎっくり腰の方は定期的なメンテナンスを行うと、痛みを予防できます。
ハレル野芥店より
腰痛には原因が多くあります。
病院で治療しても治らない場合、他のことが原因の事が多いです。
1人1人にあわせた治療が一番の近道ですので、お悩みの方はご相談ください。
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