「朝起きると、膝がうまく動かない、重だるい感じがする」
というお客様から相談を受けます。
- 「長年、膝の症状に悩んでいる」
- 「どうすれば治るのか、知りたい」
という方の参考になれば幸いです。
朝に膝がうまく動かない理由
「朝起きると、膝がうまく動かない、重だるい感じがする」
とは、膝の筋肉が固まった状態にあるからです。
朝起きて、しばらくすると、膝の動かしづらさが和らぐこともあります。
あれは、膝回りの筋肉が柔らかくなり、膝関節の血液循環が良くなるからです。
膝の筋肉を「常に使いがち」
朝に膝の症状がある方は、寝ている間も「膝の筋肉に力が入りっぱなし」の状態です。
なぜ、そんな事が起きるのか?
膝には、6つもの筋肉が関節を動かしています。
さらに、膝は、股関節、足関節に挟まれた位置にあるので、
- 歩く
- 走る
- 座る
など、私が生活の中で感じる衝撃を和らげる役割を担っています。
本来、私の体は、全身の関節で、「衝撃を和らげながら体を動かす」
という事をしています。
しかし、衝撃を緩和する関節が少なくなると、残された関節で補う必要があります。
膝関節は、「他の関節の代わりに衝撃を緩衝する」役割を担いがちなのです。
よって、膝の筋肉ばかりに力が入り、
「筋肉が柔らかくなる」感覚を忘れています。
「膝がうまく動かない」の改善法
起床時の膝の症状の改善には、3つの手順が必要です。
- 硬くなった筋肉を柔らかくする
- 膝の正しい動き方を覚える
- 膝以外の関節で、体を支える
この3つの手順をもとに、自分でできる膝の体操をご紹介します。
「自分やるには、自信がない」という方のための、「専門家に診てもらう」お話もしますね。
自分で行う膝の体操
硬くなった膝の筋肉を柔らかくするために、赤丸の部位をマッサージします。
- 内側が痛いとき:縫工筋
- 外側が痛いとき:外側広筋、腸脛靭帯
と呼ばれる筋肉が固くなりすぎていることが多いのです
その後、手で膝を支えながら、膝を曲げ伸ばします。
専門家による治療
専門家に相談することも一つの方法です。
体の「長年のクセ」は、自力で解消するのが難しいです。
自分では、治療し、効果がなければ
- 別の問題がある
- 正しく膝の筋肉をさわれていない
などが考えられます。
ご質問やご相談はこちらまで!
まとめ
朝、起きたときに膝が動かしづらい原因は、膝の筋肉に力が入っているからです。
治すためには、
- 硬くなった筋肉を柔らかくする
- 正しい膝の動きをする
- 全身の関節で、膝の負担を減らす
専門家に相談するのも、1つの手段。
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