「ダイエットしながら腰痛・膝の痛み・内科的疾患を改善させ真の健康を手に入れる整体院」ハレル野芥店の真野です。
今回、お酒とダイエットに関してのご質問をいただきましたので、それについて解説していきたいと思います!
Qお酒と言うのは太るというのはホントなんでしょうか?
最近アルコールの中でも“糖質ゼロ”のものもあるのでそれでも太るのか気になります。
というような質問でしたので実際に調べてみると…
- アルコールのカロリーは飲んでも太らない!
- アルコールはカロリーが多いので太る!
え、正反対のことが書いてある…
ということで過去の研究データを読み漁ってみると
「適度な酒は太らないが、ある量を超えると脂肪が増える原因になる。」
というのが1番有力のようで。その内容について具体的に解説していきます。
酒とダイエットの関連性は、昔からかなり研究されてきました。たとえば、2004年のある有名な実験。酒はダイエットに悪影響が出るのか?を調べたもので、アルコールを飲んでいる被験者とグレープフルーツジュースを飲んだ被験者とくらべると、アルコールを飲んでも減量のさまたげにはならなかった。との結果が出ています。
これは、アルコールのカロリーは非常に燃費が悪くできているのと、酒には体の代謝を上げて脂肪を燃やす効果が高いことが原因と考えられております。他にも、同じような結論が出た論文はいくつかあるので、適度なアルコールは太らない!とみていいのでは?と思います。
ただし、「じゃあ酒は飲み放題だ!」って思ったあなた。
それは残念。実は、ある程度の量を超えると、アルコールは太る原因になっちゃうってデータがいくつかあるの要注意です。
代表的なのでいうと、1日のアルコール量が30gを超えてしまうと、BMIと体重が増えていく傾向が高かったという研究データがあります。
この原因として考えられるのは、
・タンパク質の代謝を悪化させて筋肉が減る
・ホルモンバランスが崩れて脂肪がつきやすくなる
というのが大きいかと思われます。酒のカロリー自体は問題がなくても、それ以外の要素が肥満へのきっかけになっちゃうことがわかりますね。
ちなみに、30gのアルコールってどれくらいの量かというと
- ビール・発泡酒(5%) ロング缶1.5本
- 酎ハイ(7%) 350mL缶1.5本
- 焼酎(25%) ロック1.5杯
- 日本酒(15%) 1.5合
- ウイスキー・ジン(40%) シングル3杯
- ワイン(12%) グラス2.5杯
というような量になります。
飲み会に行ったら確実に超えますよね…(笑)
これを超えた量を飲むと、どんどん太る原因になるのでぜひ普段の飲酒の基準値にしていただきたいと思います。
真野も気をつけまーす。照
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