【ゴルフの時に腰が痛くなる】バックスイングでの腰痛を解消した方法

「ゴルフの時に腰が痛くなる」
 
「特にバックスイングからインパクトにかけて右の腰が痛い」
 
この様な状態で来店されたお客様。
 
数ヶ月前から痛みが出てきて、徐々に痛みが増してきたゴルフプロを目指す高校生。
 
毎日毎日ゴルフの練習を行い、スイングを修正していた時に
 
   
ズキッ!
 
ドライバーで飛距離を伸ばそうと力んでしまった時に腰に痛みが…。
 
その後もスイングをするたびに腰に痛みが出る様になってしまいました。
 
そこからは腰の痛みもあり、どんどん調子が崩れていく状態に…
 
そんな中、知人の紹介で当院に来院して頂きました。
 
治療後はバックスイングからインパクトの時の痛みがなくなりました。
 
また、「あること」を意識してスイングの練習を行うことでゴルフの調子も右肩上がりに!
 
今回はスイングの時に腰が痛い方のために、改善した方法と「あること」についてお伝えします。
 

どんな状態だったの?

中2からプロゴルファーを目指している高校1年生の男の子。
 
以前から腰に違和感は感じていたものの、痛みを感じるまではなかったとの事。
 
「バックスイングからインパクトで右腰が痛い」
 
とのことでスイングが思うように出来なくなっておられました。
 
まず初回の来店時は上半身を右に捻ると痛く、それ以外は痛みはありませんでした。
 
この方の場合、「動かした時のみ痛みが出ている」
 
とのことなので、身体の使い方に問題があるという判断をしました。

原因の特定

次に原因の特定のため、痛みのある状態や姿勢・動きをみて何が腰に負担を与えているのか分析していきました。
 
具体的なチェックポイントは以下のようなところをチェックしていきます。
 
原因を見つけるためのチェックポイント

・腰のどの筋肉が痛みを感じているのか
・痛みの出ているタイミング
・身体の軸がブレずにスイングできているのか

何が問題で痛みが出ていたの?

この方は、以前から腰に違和感を感じていた事を考えると
 
「元々から腰をそってバックスイング」
 
をしていたと考えられます。
 
実際にスイングを見せて頂きましたが、バックスイングの時に腰がそってしまい身体の軸がブレてしまっていました。
 
バックスイングで腰が反ると問題になるのが・・・
 
「右の腰の筋肉が過剰に働きすぎてしまう」こと。
 
筋肉が働きすぎるとガチガチになって痛みが出てきます。
 
飛距離を伸ばそうと力んでしまった時に、ガチガチになった筋肉がさらに力が入ってしまい痛みが出ている状態でした。
 
また身体の軸がブレてしまうのでボールにうまく力が伝わらず、飛距離も伸びてくれません。
 
問題点

・バックスイング時の腰のそり
・身体の軸のブレ
 

問題点を解消するには?具体的な施術内容

まずこの方の場合は、体幹の筋肉を上手く使えるようにしました。
 
そして「身体の軸」を意識してスイングしてもらいました。
 
意識するポイント

 
・腰骨と肋骨の1番下を水平に移動させる。
 
・頭の位置を変えない
 
この2つを意識してもらいスイングのトレーニングを行いました。
 
簡単にできるトレーニングなので気になる方はやってみて下さい。
 
初回はこれで終了しましたが、これだけでも痛みはかなり変わってきていました。
 
2回目からは痛みがなくなっていたので体の軸のブレの解消と正しい動きを繰り返し練習していきます。
 
 

なんで軸がぶれるの?

 

軸がぶれてしまう原因として多くの場合、「胸椎が硬い」ということがあります。

本来、体のひねりは胸椎を主に使って行うのですが、そこが硬いとそれ以外の部位で捻りの力を作る必要があります。

そこでよく捻ってしまうのが腰。

でも、腰の骨にはひねる機能はなく、捻っているように感じても実は腰を反っているだけなんです。

だから胸の後ろにある背骨「胸椎」が硬くなると腰で捻ろうとして腰を反り、体の軸がぶれてしまいます。

これを解消するためには、「胸椎の硬さを取り除く」のが一番です

ハレル野芥店からのメッセージ

今回は胸椎の硬さが原因で腰を反ってしまい軸がぶれて痛みが出ていたケースをご紹介いたしました。

この方の感覚としては「腰を反っている」自覚はなく、胸椎を回せていると思っていたようです。

この様にイメージと実際の動きにズレがあることが問題となうことがあります。

もしあなたの周りに「痛くてスイングできない」という方がおられたらご相談ください。

 

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